2009年11月07日

チャンス


とっっっても好い天気だった日中。

気温も暖かく、
戸外でスポーツやるには最高だったのではないか。


我が少年野球部。
インフルエンザの影響があって、
レギュラーメンバーを欠く中、
前年に優勝しているカルチェ杯牟礼選抜大会に、
3年生のメンバーも含めて参戦。
メンバーを欠く、と言っても、
実際にそのレギュラーメンバーがインフルエンザに罹患しているのではない。
選手の家族の中に患者がいる場合はその選手を参加させない、
あるいは家族に不安がある場合も参加させない、と決めたのだ。
で、ウチの場合は娘と次男が罹っているので、
長男は止む無く参加を辞退。
ウチの下の二人は、もうすっかり何とも無さそうではあるけれど、
潜伏期間を長めに取った場合、仕方のない選択。
ちなみに保護者も同様で、
僕自身、せいぜい集合時間に見送りくらいはしたかったが、
それも無しにした。

午後、監督から保護者にメールが配信されて、
1回戦は3-1で勝ったが、
2回戦は0-1で会エースさんに敗れたとの事。
どういう試合展開だったのかはさっぱり分らないが、
でも、3年生混じりのチームでよくやったと思う。
3年生に打席に立つチャンスがどれほどあったのかは分らないが、
好い経験にはなったのだろうと想像している。
(今年の3年生は羨ましい、6年生と混ざっての試合を3試合も経験できたのだから)


さて。
実はインフルエンザがあろうが無かろうが、
何れにしても今日はグランドには行けなかった。

本日は或るスーパーさんの、
年末の棚割り計画の支援。
基本が出来上がっているので、
余程の政策変更が無い限りは、
時間はさしてかからないのだが。
と思っていた矢先に、政策変更の話。
チラシに打つ商品を昨年とは変えるという。
その事で多少、時間を喰った。
間に入っていた問屋さんにとっては死活問題みたいな展開。
(ウチにとってはどちらでもOKの展開だったけど)

出来あがった棚割りはウチにとっては、
まあまあ良い方向で終わった。
棚割りの支援は、
商品導入のチャンスでもあるのだ。

この後、毎回、一席が設けられていて、
他のメーカーの担当者も集まっての宴会となる。
のだが。
インフルエンザを理由に参加を辞退した。


だって。
日本シリーズが観たかったんだもの。


どシロの観た日本シリーズ。
今日は5回裏から観戦。
何でもジャイアンツの先発の東野が、
初回、いきなりピッチャーライナーを受けて、
負傷降板したとか。
ファイターズの先発は武田勝、2回に1点を許したものの、
以降はジャイアンツにつけいる隙を与えない。
初回に急遽、ジャイアンツのマウンドに上がったのは内海。
走者は許すものの、
こちらも気迫のピッチングでファイターズ打線を分断。

僕が観始めた中盤以降はどちらかと言えば、
ファイターズが押していた。
しかしどうにも点に結びつかない。
ジャイアンツも武田に対して、
良く言えばファーストストライクから積極的に、
だったかも知れないが、
淡白なバッティングに終始。
点差は1点なので、どうなるかは判らない。
しかし。
一昨日同様にジャイアンツが足で追加点をものにした。
ヒットで出塁した松本を一塁に置いて、
小笠原がライト前ヒット。
右方向への打球なので、
俊足の松本は当然、三塁を狙う。
ここでライトの稲葉がファンブル、
もたつく間に松本は一気に三塁を蹴って、ホームイン。
もし一塁走者があまり足の速くない選手で、
最初から三塁を狙う気が少なかったら。
稲葉は打球の処理に慌てなかっただろう。
次の塁を果敢に狙う姿勢、
相手のミスに対する瞬間の判断、
松本の走塁は先日の鈴木の走塁同様にバリュアブルプレーだ。
そして試合は後半。
双方、リリーファーを繰り出す。
最初に動いたのはジャイアンツ。
豊田、山口、越智、と繋ぐ。
走者は許すものの、堅守もあり本塁を踏ませない。
ファイターズも江尻、林が完璧な投球でジャイアンツ打線を封じた。
最終回。
二岡が二塁打を放つものの、
後続が8回二死から登板のクルーンに抑えられて試合終了。

結局、今日の試合。
先制点、追加点、ともにワンチャンスをものにしたジャイアンツが、
安定感のあるリリーフ陣を擁して勝利を掴んだ。
確かにFA選手で補強した部分も大きいけれど、
走攻守のバランスで掴んだ日本一だと思う。
ファイターズにも常にドキドキさせてもらった。
どこからでも塁に出て、点の取れそうなシュアな打線。
攻めの姿勢を貫いた投手陣。

今年の日本シリーズは、
お手本にしたい事が山ほどあったように思える。  


Posted by zuky at 23:53Comments(3)koukai日誌