2010年04月20日

L in R


4/20。
曇り。
長野市内は夕方、一時小雨。

先週までの数日と違って、
湿気を孕んだ風が生温かく、
やっと花見時をもたらしてくれた。


標題、「右の中の左」なんてややこしく訳さないように。

DLの記事、続き。


4/18、早朝。
新幹線男の歓び。


フツー、新幹線同士のすれ違いなんてとんでもない速度なわけだから、
すれ違った車両なんて一般の人には何が何やらなのだけど、
「あ、“やまびこ”!しかも“はやて”と連結!」
って、なんで解るの?


さてさて。
着きました、舞浜。
「ま、いつかは行くんだろ、金も掛かるみたいだから無理して行くコトもないだろ」と、
今まで学生時代も含めてあらゆる誘いに乗らずに行かずにいた僕にとって、
ガイド役は一度だけ行ったことのあるカミさんのはずだったが。
「あれ~、なんか違う~」って、おい。


まずはゲートを潜るまでが随分と並んでいる。
これだけで何十分もの時間を要し。

そしていよいよゲートを抜けて、
ワールドバザールを通り、


見えてきた。




とにかく、子供たちは最近、テレビで「パイレーツ・オブ・カリビアン」を観たばかりで、
DLに入る前から「“カリブの海賊”に行きたい!」と言っていた。

っつことで。

待ち時間は30~40分くらいだったか。

お~っ。
ジャック・スパロー。


ここは、暗い館内に作られた水路の上をボートに乗り、
そこかしこに組み上げられたセットの中の精巧な機械仕掛けの人形による映画の中のワンシーンを見て回る、
というアトラクション。
ド派手さはないけれど、その作りとスケールに十分、楽しめる内容だった。


んで、出てきてから横のショップで子供たちがグッズを漁り、
トゥモローランドでアイスクリームを食べたりしつつ。

そこからキャッスル前の園庭に向かっていくと、
パレードの「ディズニー・イースターワンダーランド」が始まる時間が近付いているようだった。
そこでカミさんが「こういう間に乗りたいモノに乗った方がいいんじゃない?」と。
その通りだと思いつつ。


が。
しまった、園庭の中に取り残された。
ちょっと出辛い状況。
ま、周りを見渡せば、ほぼすべての角度にパレード。
こういうのも悪くはない。





あ、ティガーさんだ。



ここから子供たちが乗りたがっていた「ビッグサンダーマウンテン」へ。
けれどもパレード直後はあちこち人がごった返していて。
着いた時にはもう長蛇の列。


で、ここはファストパスを使う事にした。
これが…。
16:15~17:15の予約。
ヤレヤレ。


まあ、その間にお昼を済ませたり、他のアトラクションをしたりすればいいのだから。
と思ったものの、主だったレストランも既に人が大勢並んでいる。
その最後尾に並ぶのも面倒だったので、
再びトゥモローランドに戻って、ハンバーガーを買い、
戸外のベンチで食べる事に。

この時間帯もパレード。



この後に娘が行きたがっていたシンデレラ・キャッスルの、
「ガラスの靴」に向かったけれど、
ザンネン、閉鎖中…。


で、暫く散策しているうちにまたパレード。





この後に時間潰しに「スタージェット」に乗りつつ。
待ち時間はここも30~40分くらいだったか。
結構な高さのところを高速回転するスペースシップの形の乗り物にのるというアトラクション。
見た目は地味かも知れないけれど、高所恐怖症の僕には結構、緊張感が走った…。


それでもまだまだ「B・T・M」に乗るには時間がある。
で、お化け屋敷の「ホーンテッド・マンション」に。
これも2人乗りの乗り物に乗って館内を進むというもの。
ここが1時間くらいの待ち時間。


ここも機械仕掛けの人形や立体映像を駆使したりしながら、
いろいろと工夫が凝らされていて楽しかった。
“お化け屋敷”と言ってもそこはディズニー。
決しておどろおどろしいワケでもなければ、
ホラーっぽいわけでもない。
まあ、一緒に乗った娘には怖かったみたいだけど。


そこから娘の希望により「プレジャーアイランドキャンディーズ」に入り、
お買いもの。


と、そうこうしているうちに「B・T・M」に乗れる時間が近づいてきたので、
ウエスタンランドに向かった。
「B・T・M」に着いたら、やはり列は長々と続いていたけれど、
ファストパスのお蔭ですんなりと乗車できた。
そこの雰囲気は一昨日のブログの通り。
(え?伝わらない、ってか?)


そうして、もう大分過ごしたし、
あとはもういいかなぁ、と思ったのだけど、
子供たち(次男を除く…)がどうしても「スプラッシュマウンテン」をやりたい、と言う。
「え~…」と思ったけど、
カミさんの「やらせてあげようよ」の一言に動いた。

ここがまた、70分待ち。
これは正直な話、疲れた。
ファストパスを用意しておくべきだった。
とにかく、並び口から実際に乗り口までがかなり距離がある。
この長さはなんとかなんないかなぁ。
僕でさえ閉口するのだから、
Granma & Granpa世代にとってはちょっと大変なんじゃないか?

けれどその長い時間の後、
乗船してしまうと、中はこんな具合になっていて。


しかし。
この後に乗り物はジェットコースター状態になり、
一気に阿鼻叫喚!
これもこれで面白かった!
眼鏡がビッショリになったけど。


出てから暫く休憩していたら、
近くを走っていた「ウエスタンリバー鉄道」を見て、
次男の血が騒いだ。
で、ウエスタンランドで、
スモークターキーレッグを頬張って。



次男のご要望に応えるべく、
すっかり暗くなった中を「ウエスタンリバー鉄道」へ。
時間が時間なのですんなり乗れた。



で。
時間が時間なので。


帰ろうと思った。
けれど。
ちょっと待てば「エレクトリカルパレード」。
やっぱりちょっと観ていこ!








んで。
帰路もあさまの指定席を取ってあったので、
いつまでもいるワケにいかずにパレードの途中で園を出た。
そして舞浜駅隣のイクスピアリ内のディズニーストアでお土産を買いつつ。
この感じなら予定のあさまに乗れそうだなぁ、と思ったその時に。
ちょっとしたトラブルがあって、
カミさんがインフォメーションとの間を往復する…。
待っている間にユーモア溢れる日本語のとても達者な白人のジャグリングなどのパフォーマンスを観つつ。

んで。
結局。
やっぱり列車には間に合わなかった…。
でも次のあさまには余裕で座れた。


そういう一日、でした。



さて。
DLに入った時にまず感じたのが、
とてもきれいだったという事。
それは装飾などが美しい、
という意味だけではなく、
汚れが少ないという意味が多分に含まれる。
開園して間もない時間に入園したから、
ということもあるかも知れないけれど、
歩道など、とにかくきれいだった。
で、これには相当数の清掃員が配置されていることが大きいとは思う。
あちらこちらに箒と塵取りを手にした清掃員がいて、
こまめにゴミを掃き取っていた。
そしてそれだけでなく、飲食物の持ち込み禁止を貫いていることも大きいのだろう。
他所(例えばコンビニとか)から飲食物の持ち込みがあれば、
どうしても余計なゴミまで持ち込まれてしまい、
しかもそうしたゴミをカンペキに片づける事のできる人など、
自分自身も含めてそうはいるわけもなく、
どうしても散らかってしまう。
こうした持ち込みゴミを排除できているのが強みか。
そして誰しもが。
ファンタジックな雰囲気と汚れなき園内に、
ゴミを散らかして平気な面持ちにはなれないのだろう。


きれいな園内。
煌びやかな建物。
ときめくアトラクション。
艶やかなパレード。
などなど。
それが広大な敷地の中に拡げられている。


これだけの隔世の苑にすっかりマイッテしまった。  


Posted by zuky at 23:31Comments(5)イベント