2010年01月18日

親バカっ!


晴れ。


朝、起きてきた娘がグスグスとカミさんに訴えてきた。
「フカヒレガイタイ…。」

へ?フカヒレ?

ぽってりの中華料理が頭の中に充満しつつも、
ああ、昨日のスキーの影響でどこか筋肉痛なのかな?
フカヒレに相当するような部位っていうと…脇腹か?
なんて勝手にイメージしていた僕の傍らで、
カミさんが娘に尋ねた。
「フカヒレが痛い?フカヒレってナニよ!?」

ちょっと口を尖らせながら、
「だからココ!」
と娘が指をさした先は…。

カミさんがすかさず。
「そこは“ふくらはぎ”でしょ!!」
ヤレヤレ…。


昼休みを利用して、県信濃美術館へ。




実に久しぶりの美術館だ。
以前に行ったのがいつの事だったか、
さっぱり思い出せない。


何故、行ったのかというと。

児童画展が明日まで催されていて、
どうした事だか、次男の絵が出展されているとの事だったからだ。
昨日、一昨日に一家で行けば良かったのだけど、
うっかりしていて、今日、一人で観てきたというワケ。


会場には長野県児童生徒美術展の北信選出の小中学生の絵がまず並び、
次に、長野市学童展、長野市中学校美術部合同展に選出された、
長野市内の小中学校、及び養護、ろう学校の児童、生徒の絵が展示されていた。

美辞麗句みたいになってしまうかも知れないが、
どれもこれも素晴らしい絵ばかりで、
この学年でこんな絵が描けるのか、
と感心させられてばかりだった。

そうした中で。
いったいウチの末っ子がどんな絵を描いたっていうんだぁ?
なんて訝しげに探してみたら。

あった、あった。
ほう、なるほど。
別段、写実的に卓越しているとか、
色彩的に抜きん出ているとかいうわけではないけれど、
画用紙いっぱいに描かれたそれは、
大小のコントラストが効いていて、構図もなかなか面白い。
表情がまた豊かだった。

絵に関しては、
娘がまあまあイイ線(娘もかつてあと少しでの入選を逃していたりした)いっていると、
親バカながら思っていたのだけれど、
次男坊がこんな絵を描けるとは思わなかった。

普段、家では電車の絵以外に描いた事ないんだけどねぇ。


ちなみに、小学3年生の部の中に、我が野球部のnda君(将来のエース候補の一人)の絵も展示されていた。
こちらはスピード感溢れる絵で、
きれいな画風の中に、勢いが伝わってきた。

なかなかやるじゃん!