2010年01月02日

寝正月?


晴れ。


昨夜、「相棒」を視ることもなく、他のブログを閲覧することも無く、
早めに床に就き、汗を掻きつつ寝た。

で、今朝の体温は36.5℃。
昨日は、インフルか!?
と一瞬思ったが。
どうも単なる体調不良なだけだったようだ。


それでも新型男の長男がいる以上は、
家族でフラフラと出掛けるわけにはいかず。
(もっとも夕方になってカミさんと娘、次男はハトポッポのお店に出掛けて行ったが)


というのを良い事に。
午後は大学ラグビーの2試合をテレビ観戦。
女性軍は朝日を視たがってブーイングだったけど。
(何せ、「おためしかっ!」「ぷっすま!」「アメトーーク」だったから)


準決勝は東海大対慶応大と明治大対帝京大。
「炎のタックル」の慶応、「前へ」の明治。
この伝統校2校が、
ジャパンにも選出されている外人選手を擁する東海、帝京の2校にどう挑むか。

結果は東海と帝京が決勝進出を決めた。
第一試合の慶応の許した3トライ。
これはいづれも防御網が甘くなったところを繋がれてのトライ。
第二試合、明治は自分のペースになりかけながらのノックオンが目立ったし、
2つのノット10メーターキックや、ノット10メーターオフサイドがゲームプランを崩した。
それでも慶応は試合開始から「炎のタックル」を続けて最後までしぶとく闘ったし、
明治も大差をつけられたものの試合終了間際には「前へ」出続けた。

帝京の闘いぶりは四半世紀前の大東文化の試合を彷彿させる感もあった。
圧倒的な突破力の外人選手を軸にしながら、
接点での強さ、集散の速さで相手を上回り、
モール、ラック周辺からのロック、フランカーでのトライや、
フォローに回った選手でトライを重ねた。
明治はあの名ウィングだった吉田さんが監督。
現役時代にフォワードラグビー一辺倒だった明治にバックスの決定力を与えた人物。
開始早々の明治のトライはそんな吉田監督の「ボールを動かす」という、
理想通りのトライだったと思う。
それも起点から右に走ったフランカー、右サイドに展開したロックに渡って(FW→FW)のトライだった。
それからトライにこそ結びつかなかったが、
前半に見せたゴール前でのドライビングモールも明治の伝統らしかった。

しかし思うに。
ハーフ団、バックスに相当な決定力のあるタレントが揃っていないと、
そこにフォワード第3列が絡んでないと、
展開ラグビーは成就しづらいかと。
基本、ラグビーは接点でどうボールを支配できるかが、
勝敗を決めるような気がする(素人も甚だしいので間違っているかも知れないけど)。
個人的には、昔から明治のラグビーは好きだったので、
「前へ」のラグビーを継承しながら、
吉田監督理想の「動かす」ラグビーに発展していって欲しい。

で。
明治の左ウィングの小泉選手、素晴らしい!
帝京の左ウィング(ゴメン、名前忘れた…)も現代ラグビーのバックスに相応しい選手!
2人とも将来のジャパンを背負ってほしい。

あ、ところで。
試合前の中継で、メンバーのポジションと名前、学年、出身校が、
画面に映し出されるのだけど。
例えば、
SO 平尾誠二(3年)伏見工
みたいに(データ、古い…?)。

ある選手を見たウチのカミさんが突然、のたまわった。
「へえ~、“だいくさん”の学校ってあるんだぁっ。」
一瞬、トンカチやらノコギリやらが頭に浮かびつつ、
え?っと思って画面を見たら。
「大工大高」とある。






違うって。
大阪工業大学付属高校の略だって…。