2010年12月10日

言い訳、言い訳


朝の北信の綺麗な晴れも。
「きっぱりと冬が来た」の一節が、
“きっぱりと”そのままの感じがぴったりの午後の中南信だった。


昨日、若葉君に任せていた得意先からFAXで注文があって、
これが前年を大きく下回る数字だった。
「どうしましょう」なんて彼は言っていたが、数字責任は僕にある。
が、ここは鬼軍曹なので、
「どうしよう、じゃダメだぜ。どうしたいの?」
「条件を引き上げるしかないですかねぇ。」
「却下。出した条件に見合う数字を貰ってくる事。」
って言っても、若葉君にはキツイ仕事。
若葉君にナイショで今日、単独で飯田に行くついでにその得意先に寄ろうとしたが。
出がけに「あの、どうしましょう…」と彼が再び。
あー、ウルサイ。勝手に動かれても困るし。
「とりあえず俺が寄ってくるから!」
もちろんその後に、
「相手だって考えて出した数字なんだから、もらえない可能性が高いけどサ」
と、ズルイ先輩は予防線を張ってたりする…、へへへ…。

行く途中、11時頃、みどり湖PA付近は雪だった。

午後、飯田に向かい、問屋さんと集計作業。
もう何年も前のフォーマットをちょっとだけ改良して使っている。
その時は重宝がられたけど、今はちょっと使い辛い。
本当はもっと変えておきたかったのだけど、
生来のなまけ癖が災いし、今回も小改良に留まってしまった。
来期こそは変えておこう(って、きっと来期も思ってるな…)。

14時に始めた作業が気がつけば17時を回った。
やっぱしフォーマットの改良不足が招いたな、と反省しつつ。

すっかり暗くなった飯田を出て高速に乗ると松川から雪になった。
途中、宮田から辰野辺りまでは然程は降っていなかったけれど、
岡谷から先、特に塩嶺トンネルから先はバサバサの雪。

にしても、夜間の高速での降雪は目に悪い。
真っ暗な眼前の中でフロントライトに浮かび出された白く光る数多の雪粒が、
高速度で差し迫ってはフロントガラスにぶつかったり、
上下左右に流れていったりするのだ。
とにかく、(歳もあってか)オトナシク、走りつつ。
あ、いや、免許取ってからずっとオトナシイはずだが…。

途中、梓川SAで休憩して、長野へ。
麻績までは雪だった。
姨捨も雪、っぽかった。
これが高度を下げるにつれて霙となり、
八幡を越えて更埴IC辺りでは雨っぽくなって、
19時頃、長野市街地では結局、カンペキな雨。


直帰を許され、いつもよりちょっと早めの夕食を取ったが、
なんか疲れてしまって炬燵から動く気になれず。
PCも起ち上げずに(あ~、誰への“言い訳”なんだろ…?)。
「ニセ医者と呼ばれて」を視てしまった。
したがって、「ブラタモリ」は本日は視聴せず(あ~、誰への“言い訳”なんだろ…?)。
えっと。
「ニセ医者と呼ばれて」なんだけど。
新聞のラテ欄には、
『ヒューマンドラマスペシャル“ニセ医者と呼ばれて~沖縄・最後の医介補~”「戦後アメリカ統治下の沖縄に実在した医師免許を持たない医師の人生を描く感動物語」』
ってあったんだけどサァ。
長すぎねっ?

あ、いや、それはともかく。
2時間ドラマに“その医師の人生”は描ききれなかったような気もするナァ。
新聞の評論欄に、
“自転車に乗った白衣姿の宮前(主人公)に別のドラマを連想し”って、
そうだよね、コトーさんだ。
更に“終盤の予定調和も鼻につく”って、
確かに、おいおい、って感じもあったな。
でも、堺さんや寺島さんの技量や個性は素晴らしかったと思う。
それに、そう言えばかつてニュースにもなった“最後の医介補”のこと。
そのことを採り上げたのは良かった。
そういう歴史が、あったんだな。

あ、ド素人の戯言です。
(って、このフレーズ、何回目の言い訳だ?)  


Posted by zuky at 00:53Comments(2)ひとりごと