2010年09月28日

美和神社秋季祭典


今日(9/27)、朝方小雨。
昼間から晴れ間が拡がったが、冷たい風が吹き、すっかり秋の気配だった。
夜半からはまたも小雨。


さて昨日。
やっぱりブログにはノータッチ。
朝の6時前に起きて2試合を消化し、
その前後、主審1試合と塁審1試合。
午後の4時過ぎにやっと解放されて、
グランドから慌てて帰って風呂場で汗を流し、
ダッシュで公会堂へ。
そして祭りから帰宅したのが11時近く…。
さすがにキツカッタ。

公会堂内で待機する間にお酒と夕食がふるまわれたが、
今回は近所に住む現役の草野球プレーヤー(もちろん元高校球児)のTさんと一緒になり、
野球の話に華が咲いた(3年前に長男のグローブを買いに行った時はTさんに一緒に行ってもらった)。
Tさんも祭りの前には高円宮杯に参加してきたとのことで。

で、公会堂には提灯に火が灯り。


本神楽、町神楽が出る前に公会堂内で獅子舞の披露。

近所の公園に毎年この獅子舞がやって来るのだけど。
幼い頃の子どもたち、怖がって近付けなかったっけ、なんて事を思い出しつつ。

そして神楽の巡回。
本神楽、町神楽の高提灯は毎年、育成会役員の父親が担当するらしく、
今年は僕にも役目が回って来たのだ。
ちなみに僕は、PTA会長でもあるKさん、育成会長の旦那さんのYさんと共に本神楽に帯同。
こんなのを持ち歩くのであった。


まずは町神楽が出て、少し後に本神楽が出た。
本神楽は公会堂を北に出て、突き当りのT字路を右に曲がり、そこからまたすぐに左折。
市道四つ角をまた左に曲がって本郷駅南のローソンのある交差点に。
そこからほんの僅かに南下して道を渡り、路地を西進。
暫く進んでから左折して南下。
僕はこの地区に10数年住んでいたけれど、、
この道は今まで全く用が無かったので歩いたことがなかった。
そこからカナイ川を渡り、三輪公民館の脇を過ぎて岡沢そば屋の交差点を南下。

途中から雨が降り出した。

Kさんは「備えあれば憂いナシ!」とか言って雨具を着始めた。
残念ながら僕は天気を気にする余裕がなかったので成す術がなかった。

ここから更に南下。
一旦左折して、ろう学校及び小林脳外科の北側の道を東進し北長野通りに出て右折。
長野中央警察署の前を練り歩いたのだけど。
この道の車道を歩くことなど今までなかったので、
ちょっと気持ちが良かった。
この辺りでは雨は止んで、このままもってくれればと思ったのだけれど。

そして柳町の五差路を左折。
JRの下を潜りぬけて、荒屋公会堂で休憩。


ここで相ノ木東、三輪荒屋の神楽と合流。

そこから3つの神楽が一緒に三輪荒屋の神楽を先頭にして荒屋の中をほんの少し練り歩き、
そしてまたJRを潜って柳町五差路へ。
ここからずっと北上。
本郷に入ると今度はこちらの神楽が先頭になって練り歩く。

それからすぐに雨脚がキツくなってきた。
途中、ヤマザキショップの駐車場で小休止。
Yさんと僕は雨具はもちろん、帽子さえも被っていなかったので、
この雨がちょっと堪えそうになってきた。
ここで急遽、カミさんに電話。
「どんなのでもいいから帽子2つ持ってきて!」
間もなく神楽は再出発したが、やがて長男が帽子を2つ持ってきてくれた。
なんともはや。
持ってきたのは少年野球チームの新旧のキャップ(まあ、この地区の野球チームだし)。
Yさんには新しい方のキャップをお貸ししたのだけど。
これがまた、すっごく似合っていてカッコ良かった。

神楽は更に北上して岡沢そば屋の交差点を水路に沿いながら右折。
水門を左折して公会堂でまた休憩。
ここから今度は北野病院の脇を抜け、
再び三輪幹線に出て長野電鉄の踏切を越えて美和神社も通り過ぎて北上。
美和神社横には神輿と大勢の担ぎ手がいて、拍手で出迎えてくれた。
この後に相ノ木通りとの交差点を一旦、右折。
暫く練り歩いた後に180度ターンをして今度は県短に向かう。
県短の入り口まで行ったら、三輪田町などの神楽と出くわした。
あちらの神楽はそのまま県短の方に向かって行ったが、
こちらはそこからまた戻って美和神社に向かう。

この辺りから一段と雨脚が強くなってきた。
そして僕らの持つ高提灯。
なんと火が消えてしまった。
すかさずKさんが提灯の中を確認したら中のロウソクが無くなってしまっているとの事。
やむなく暫くは火が消えたままで歩いていたが、
再び相ノ木通りと三輪幹線の交差点に来た時に待機(神輿がまだ神社に入れないでいた)となり、
この間にロウソクを補充して提灯にまた火を宿すことができた。
しかし。
この待機時間が長かった。
雨具を身につけていない僕とYさんは脇の店の軒下に入っていたのだけれど、
それまでに随分と濡れてしまったので寒くなってきていた。
それからやっと再出発となったが、美和神社横まで来た時にまた長らく待機。
もはやキャップもずぶ濡れとなり、後ろの髪も雨が滴り落ちる始末。
こりゃ熱が出ても仕方ないな…、と観念しつつ。

僕がいた場所からは境内を少し覗くことができたのだけど、
暫くすると神輿が境内を練り歩いて来た。
この神輿は一面に電飾を纏っていて、これはこれであでやかだと思った。
それを何十人かの担ぎ手が「ワッショイ、ソーレ!ワッショイ、ソーレ!」と掛け声を合わせながら、
爆竹が派手になる中を小刻みに神輿を上下させて練り歩いていたのだけれど。
塀越しに、更に道を隔てて見ていてもちょっとしたものに思えたから、
間近で見たらもっと迫力があって素晴らしいと思う。
来年からはぜひとも境内で見たい。
というか、去年まではこの時間帯にここにいたことがなかったので、
こんな祭りだとは知らなかった。
勿体なかった。

やがて厳かに2基の神輿が退場してきた。
三輪幹線に出ると同時にまた「ワッショイ、ソーレ!ワッショイ、ソーレ!」と進んでくる。

今度はこちらが拍手をする番だ。

そして今度は(やっと)神楽が境内に。
3基の神楽が社前に横1列に並び、そして社の中で獅子舞が始まった。



獅子舞が終わった所で奉納が済み、
それぞれの神楽はそれぞれの町に戻り、
僕ら提灯持ちもそこでお役御免。


今まで10数年前からここに住んでいながら、
実家はここから北に数キロのところだし、
心は未だに吉田にあったし(そりゃそうだ、吉田小→東部中の卒業だから)、
どこかしらここの住人ではなかったのだけれど。
今年は区長さんとも縁が出来たし、祭りにも参加できて、
「これからも末永くヨロシクお願いします」って感じかなぁ、
と思えた一日だった。  


Posted by zuky at 00:06Comments(2)イベント