2010年11月28日
Last Game
曇りのち晴れ。
紅白戦&バット収め。
一年の締めくくり。
総勢27人によるアップはこれが最後。
紅白戦。
これが6年生にとっては最後のユニフォーム姿。
6年生の親を代表して、
Dさんチームと僕のチームに分かれた。
試合前の雄叫び。
「ゼッタイ勝つぞっ!」「おうっ!」
試合は序盤、1点を争う展開。
3塁側チームが1点先制の後に満塁のピンチをしのぐなどしたが、
中盤に1塁側チームが逆転。
しかし、再度、3塁側チームが絶妙のセフティ―バント2つをきっかけに、
4点を入れて再逆転。
その後、1塁側チームも1点差まで追い上げたが、
最後は3塁側チームのレオが締めくくりゲームセット。
レオの嬉しそうな顔を見ることができてヨカッタ。
あ、ちなみに最終回、マウンドに上がったレオに対して、
特別にT監督が代打に。
この打席、レフトに大きな3塁打を放った!
面目躍如といったところ、ナイスバッティングでした!
試合後、みんなでお昼。
昼食後に思い思いにボールで遊んで。
そして、まずは一年間、お世話になった道具を拭いて片付け。
バット収め。
そういやぁ、去年は拝んでたなぁ。
最後のグランド挨拶を終え、
6年生と下級生が礼をして。
6年生はグランドを去る。
ま、もっとも自主練はありなのだけど、ネ。
わぁってんか?長男よ!
2010年11月28日
そうしてグランドの果てに白球を追う
本郷恒例、スター杯後の6年生の胴上げ。

よくやったよ。
昨年、一昨年の成績が相当なプレッシャーになる中、
なかなか勝てずに苦しかったと思う。
(たぶん、監督も…)
それでも一戦一戦、成長していった。
できれば。
あと少し、一緒に戦いたかった。
そんな成長が君達にはあったよ。
レオ、卓越したセンスと身体能力の持ち主なのに、
本当に苦労したキャプテンだった。
何度、悔し泣きをしたっけ。
その辛さはきっと他のメンバーの何倍ものことだったと思う。
でも、エースとしてもマウンドを託されて、
キレのあるストレートで三振の山を築いたり、
3番打者としても何本もの素晴らしい当りを見せてくれた。
井上さんとの練習試合での柵越えは凄かったね。
ヒロ、不動の4番打者。
サブキャプテンとしてもチームを勇気づけてくれた。
昨年からマスクを被り、キャッチングと二塁への送球は素晴らしかった。
レオとのダブルエースとしても、マウンドをしっかりと守り、
連打を許さない安定したピッチングができた。
今季は途中、マウンド上で怪我をしてしまい戦線を離脱することがあったけれど、
よくここまできてくれた。。
打撃はその破壊力抜群の豪快なスイングで長打を放つかと思えば、
きっちり中堅方向に鋭い当りを飛ばしたこともあったね。
ショウジ、昨年からの正一塁手。
君もサブキャプテンの1人として、縁の下の力持ちの如く、
チームを支えてくれていた。
君とティーバッティングをつきあうと何球あっても足りないくらい、
とにかくすぐ振り込んでくる。
そしてそのスイングはとにかく素晴らしいものだった。
だから君とのティーバッティングは本当に楽しかったよ。
そして、その生真面目なスタイルは信用するにこと足りなかった。
僕は個人的には君がキャプテンでも良かったと思っていた。
(実際に一昨年のBチームでは君にキャプテンをやってもらったね)
ショウイチロウ、あっちこっち守ったナァ。
一昨年はピッチャー、キャッチャー。
昨年は正レフト、練習試合でファーストもやったナァ。
もちろんセンターもライトも経験済み。
今年はショートでスタートしたものの、
途中、肘を壊してセカンド。そして肘が治って秋からサード。
どうしようもないキャッチングばかりだったけれど、
いつのまにか、まあまあ計算できるサードになったかな。
打撃は10月以降、大不振に陥ったけれど、
今日の2安打で目をつぶってやろうか。
努力がぜんぜん足りていないのは困ったものだったし、
ポカも多かったけれど、でも真面目ではあったよな。
キフユ、君も成長したよ。
走れない、だから走りたがらない。
追えない、だから捕れない。
そんな君がこの一年でまたグッと成長した。
いや、昨年のガスワンカップでの好守だって、
みんなの目には焼きついている。
今年もいくつライトゴロを取ったっけ。
いくつフライアウトを抑えたっけ。
いつのまにか随分としっかり投げられるようになったし、
打撃も力強いスイングから安打が生まれるようになったし。
昨年はベンチに下げられても、そこから人一倍の声を出して応援していたよね。
僕は(何度も叱ったけど)君の眩しい笑顔を見るのが好きだったんだよ。
コウタ、やんちゃなスピードスター。
塁上では生かし切れなかったかなぁ、そのスピード。
でも、守備では君もマスクを任される毎に成長していったし、
捕球の時に「入ったぁっ!」っていう声は良かったなぁ。
最近ではセカンドへの送球も良くなったし、
身体を張ってショーバンを何度も止めてたね。
打撃はシュアなバッティングで何本も中堅方向に素晴らしいライナーを放った。
クリーンアップの後の好打者だった。
そんな君の入部後の初めての試合、4年生。
この時のBチームにとっても初の試合。
僕は君の活きの良さに、1番にしたのだけど。
1回表、初球、それをヒッティング。
見事だったよ。
そんな君達が、小学校生活最後の公式戦を終えた。
可愛い息子たちが巣立っていくのである。
2010年11月28日
スター杯 2回戦
対 オール平岡(中野)
場所 犀川第二グランドA面
天候 晴れ
試合開始 13:50

初対戦。
平岡さんは初戦を試合巧者の南俣さんを破って勝ち上がってきている。
苦戦が予想された。
1回表)
先頭のショウイチロウが中前打で出塁。
ikaの犠打で二進。
期待のクリーンアップに繋がるが、レオの三飛。
ヒロが四球を選ぶも、ショウジが三振。
ショウジの時の相手投手の制球は常に低目に制球されていて素晴らしかった。
1回裏)
先発のレオの制球が定まらない。
先頭打者に四球を与え、二盗を許し、2番の犠打で走者三進。
3番にもストライクが1球しか入らずに四球、盗塁で一死二三塁。
4番の初球もボール。
そしてストライクを取りに行った甘い球を中前に返されて先制点を許す。
この後に盗塁もあって尚も一死二三塁。
5番の当りは遊ゴロとなるがこの間に三塁走者生還。
二死三塁で6番の当りが右前に。
この打球、右翼手のキフユが捌いてギリギリの右ゴロ、チェンジ。
しかしこの回、2失点。
2回表)
6番から始まる打線は三振、遊ゴロ、二ゴロに抑えられる。
2回裏)
ボール先行のカウント2-2から相手6番の放った打球は鋭い当りで中前へ。
この打球、この試合は中堅に就いたコウタがスライディングキャッチ。
ファインプレー。
続く8番の当りは左翼へ。
これも大きなフライだったが、ndaが抑えた。
9番はバントヒットを狙ったが一ゴロとなり、この回は三者凡退。
しかし、レオにいつものキレがまったくない。
3回表)
一死後、ショウイチロウ、初球を叩くが投飛。
「じっくり!」と指示を出していたが、甘い球に手が出て打ち損じた。
しかしこの後にikaが四球で出塁。
ここで頼れる3番のレオ。
カウント2B-1S。
この3球、じっくり球筋を見極めていた。
4球目、会心の当たりが中越となる。
一塁走者、一気に本塁を狙うが。
相手カットプレーが素晴らしく、本塁手前で余裕のタッチアウト。
二塁上でヘルメットを叩きつけて悔しがるレオ。
3回裏)
一死後、またも四球を与え、さらにバッテリーエラーで二進を許す。
そして相手3番。
一度は討ち取ったかに思えた一塁前の飛球が捕れず、
この打球はファールゾーンに転がってファールとなるが。
取れるところで取れなかった代償が来る。
カウント2-2からの強いゴロが遊撃右に。
この打球が左中間も抜けて行った。
二塁走者生還、更に打者走者も一気に塁を駆け抜けて、
ツーランランニング本塁打となってしまう。
更に4番に四球を与え、再び一塁に走者を背負う。
ここで5番の当りが中前に。
ここはコウタが堅実な守備と素早い送球で二塁封殺に取った。
二死一塁。
しかし走者に二盗を許し、6番にも中前打を打たれる。
二死一三塁。
7番の初球。
この回2個目、痛恨のバッテリーエラー。
三塁走者生還。
7番は三ゴロに切ったが、きつい追加点を与えてしまった。
4回表)
このままでは終われない。
5点差を追いかけての攻撃。
先頭のヒロが“出るバッター”に徹し、四球を選んだ。
そしてショウジ。
ベンチから「狙え!」と声が飛んだ。
期待に応えてフルスイング。
迫力ある打球が左翼を越えた。
適時三塁打。
続くコウタ、こうした時に綺麗な安打を打てる。
見事に中前に弾き返して更に1点を返した。
しかし、キフユ。
初球を叩くも遊ゴロ。
6-4-3の併殺。
ndaが一ゴロに倒れて追い上げが止まる。
4回裏)
先頭の8番に四球。
9番の当りは三塁前に。
三塁手のショウイチロウ、併殺を焦ったかファンブル。
しかし一塁は強い送球でアウトにした。
この後に二塁に残った走者がバッテリーエラーで三進。
相手1番、その5球目。
高く打ち上げた打球が右翼に。
やや難しい飛球だったが、これをキフユが抑える。
タッチアップか、と思われたがキフユも素早く返球。
三塁走者、動けず。
二死三塁。
2番、カウント1-1。
外角低目を狙った球がワンバウンド。
捕手、捕れず。
三塁走者がスタートを切った。
レオ、本塁に詰める。
ヒロ、今度は素早く球に追い着き、
本塁のレオに送球。
走者スライディング、タッチアウト。
タッチの巧さは遊撃に就いた時のレオ、そのまま。
そして。
時間切れ、ゲームセット。
スコア
H 0 0 0 2 | 2
Oh 2 0 3 0 | 5
(時間切れ)
本郷‐安打4(三塁打1、二塁打1)、四死球2、三振3、暴投4
平岡‐安打4(本塁打1)、四死球5、三振0、失策0
平岡さんは図抜けた選手がいるというわけではないが、
鍛えられたチームだったし、よくまとまっていて雰囲気が良かった。
「元気が一番!」という応援も素晴らしかった。
それにしても。
こんなに出来の悪いレオは今季、初めて見た。
それが最後の最後に出ちゃうなんて。
ストレートは走らない、ストライクは入らない。
それでも外野の頭を越える安打は許さなかったのだけれど。
(被本塁打はゴロで抜けて行ったもの、それも別段、“火が出るような”当りとは言えない気もした)
そして。
今シーズンが終わった。
礼の後、涙の治まらない6年生たち。
今までどんなに悔しくても泣かなかったショウジやショウイチロウでさえ、
溢れ出る涙を隠せなかった。
2010年11月28日
スター杯 1回戦
試合前、気持ちを入れる選手たち。

対 宮沖少年野球部
場所 犀川第二グランドA面
天候 晴れ
試合開始 9:45

A戦では今季、初めての対戦。
チームカラーが解らないが、侮れない。
1回表)
二死後、レオが四球で出塁、盗塁と悪送球で三塁まで進むが、
後続は断たれる。
1回裏)
先発のヒロ、先頭打者にいきなり左越え単打を許し、
更に牽制悪送球で二進。
2番打者、詰まった三ゴロの間に走者三進。
ここで相手3番に左前適時打を打たれ先制点を与えてしまった。
しかしこの後の4番、5番を三振、投ゴロに抑えて、
失点は1で終えた。
安打を重ねられたものの落ち着いた投球だった。
また、結局は先頭打者に本塁を踏ませてしまったが、
左越えの打球をiryがよく単打に抑えた。
2回表)
この回、先頭のショウジが遊ゴロとなるが、
これが悪送球、ボールデッドとなり二進。
続くコウタ、2-2からの打撃は三ゴロとなってしまうが。
三塁手、二塁走者を気にしすぎて一塁送球が間に合わず。
無死一二塁。
ここで続くキフユが絶妙の送りバント。
この打球処理、今度は相手投手が悪送球。
二塁走者、一気に三塁を廻ってホームイン、同点。
更に無死一、三塁。
しかもこの後のkryは10球を粘って四球をもぎ取る。
そしてiry、スクイズ。成功。
1点勝ち越し、尚も一死二三塁。
打順は1番に戻って左打席にショウイチロウ。
0B-1S後の二球目を鋭く叩いた。
強い打球は二塁手に捌かれ二ゴロとなったが、
三塁走者生還。
これで二死三塁。
2番ika、イケイケムードで初球を叩く。
三塁前へのゴロ、これがまた悪送球となり三塁走者生還。
この回、相手のミスに乗じて、巧みなバントや走塁も絡めて、
一気に逆転。
2回裏)
前の回終了時にヒロにちょっとしたアドバイス。
「もっと遊んでいいよ」
6番から始まる相手打線。
投ゴロ、三振、三振。
外角低目に抜いた球が生きた。
3回表)
一死後、ショウジが四球で出塁しコウタの2球目に盗塁。
この時の捕手からの送球が逸れてしまい、球は中堅手右へ。
これを見てショウジ、一挙に三塁も廻り生還、ナイスラン。
そしてコウタも四球で出塁し、二盗。
続くキフユ、右前安打、ナイスバッティング。
コウタ、俊足を飛ばして三塁を廻って生還。
8番kryは四球、一死一二塁。
iryが三振に倒れたが、1番ショウイチロウ。
初球を思い切り引っ張った。
この強烈なライナーが一塁手右を破り、右翼線を抜けた。
ベンチから「四っつ!四っつ!」と声が飛ぶ。
ショウイチロウ、一気に塁を駆け抜けて、
スリーランランニング本塁打。
この回、5点追加。
3回裏)
ヒロ、安定した投球を続け、
三振、三ゴロ、遊飛に抑える。
4回表)
先頭のヒロ、四球で出塁。
続くパワーヒッターのショウジ、強く叩いた打球が三遊間を破る。
この後のコウタが四球を選んで無死満塁。
このチャンスにキフユは三ゴロ、本塁封殺で一死満塁。
しかし相手投手の制球が定まらず、
1三振を挟むが3四死球となって3点追加。
4回裏)
3番を三振に取った後、4番に中前打を浴び、
二盗を許して一死二塁。
5番は二ゴロに抑えるが6番には粘られて四球を与える。
しかし7番を一ゴロに打ち取って、ゲームセット。
スコア
H 0 4 5 3 | 12
M 1 0 0 0 | 1
(時間切れ)
本郷‐安打3(本塁打1)、四死球11、三振4、失策0
宮沖‐安打3、四死球1、三振5、失策4
宮沖さんの先制の場面や最終回の諦めない気持ち。
この試合は投手力、守備力に差が出てしまった。
こちらは決して打ち込んで勝ったわけではない。
一歩違えば、接戦になっていたかも知れない。