2010年11月28日
そうしてグランドの果てに白球を追う
本郷恒例、スター杯後の6年生の胴上げ。

よくやったよ。
昨年、一昨年の成績が相当なプレッシャーになる中、
なかなか勝てずに苦しかったと思う。
(たぶん、監督も…)
それでも一戦一戦、成長していった。
できれば。
あと少し、一緒に戦いたかった。
そんな成長が君達にはあったよ。
レオ、卓越したセンスと身体能力の持ち主なのに、
本当に苦労したキャプテンだった。
何度、悔し泣きをしたっけ。
その辛さはきっと他のメンバーの何倍ものことだったと思う。
でも、エースとしてもマウンドを託されて、
キレのあるストレートで三振の山を築いたり、
3番打者としても何本もの素晴らしい当りを見せてくれた。
井上さんとの練習試合での柵越えは凄かったね。
ヒロ、不動の4番打者。
サブキャプテンとしてもチームを勇気づけてくれた。
昨年からマスクを被り、キャッチングと二塁への送球は素晴らしかった。
レオとのダブルエースとしても、マウンドをしっかりと守り、
連打を許さない安定したピッチングができた。
今季は途中、マウンド上で怪我をしてしまい戦線を離脱することがあったけれど、
よくここまできてくれた。。
打撃はその破壊力抜群の豪快なスイングで長打を放つかと思えば、
きっちり中堅方向に鋭い当りを飛ばしたこともあったね。
ショウジ、昨年からの正一塁手。
君もサブキャプテンの1人として、縁の下の力持ちの如く、
チームを支えてくれていた。
君とティーバッティングをつきあうと何球あっても足りないくらい、
とにかくすぐ振り込んでくる。
そしてそのスイングはとにかく素晴らしいものだった。
だから君とのティーバッティングは本当に楽しかったよ。
そして、その生真面目なスタイルは信用するにこと足りなかった。
僕は個人的には君がキャプテンでも良かったと思っていた。
(実際に一昨年のBチームでは君にキャプテンをやってもらったね)
ショウイチロウ、あっちこっち守ったナァ。
一昨年はピッチャー、キャッチャー。
昨年は正レフト、練習試合でファーストもやったナァ。
もちろんセンターもライトも経験済み。
今年はショートでスタートしたものの、
途中、肘を壊してセカンド。そして肘が治って秋からサード。
どうしようもないキャッチングばかりだったけれど、
いつのまにか、まあまあ計算できるサードになったかな。
打撃は10月以降、大不振に陥ったけれど、
今日の2安打で目をつぶってやろうか。
努力がぜんぜん足りていないのは困ったものだったし、
ポカも多かったけれど、でも真面目ではあったよな。
キフユ、君も成長したよ。
走れない、だから走りたがらない。
追えない、だから捕れない。
そんな君がこの一年でまたグッと成長した。
いや、昨年のガスワンカップでの好守だって、
みんなの目には焼きついている。
今年もいくつライトゴロを取ったっけ。
いくつフライアウトを抑えたっけ。
いつのまにか随分としっかり投げられるようになったし、
打撃も力強いスイングから安打が生まれるようになったし。
昨年はベンチに下げられても、そこから人一倍の声を出して応援していたよね。
僕は(何度も叱ったけど)君の眩しい笑顔を見るのが好きだったんだよ。
コウタ、やんちゃなスピードスター。
塁上では生かし切れなかったかなぁ、そのスピード。
でも、守備では君もマスクを任される毎に成長していったし、
捕球の時に「入ったぁっ!」っていう声は良かったなぁ。
最近ではセカンドへの送球も良くなったし、
身体を張ってショーバンを何度も止めてたね。
打撃はシュアなバッティングで何本も中堅方向に素晴らしいライナーを放った。
クリーンアップの後の好打者だった。
そんな君の入部後の初めての試合、4年生。
この時のBチームにとっても初の試合。
僕は君の活きの良さに、1番にしたのだけど。
1回表、初球、それをヒッティング。
見事だったよ。
そんな君達が、小学校生活最後の公式戦を終えた。
可愛い息子たちが巣立っていくのである。
Posted by zuky at 00:51│Comments(2)
│少年野球
この記事へのコメント
お疲れさまでした。
>そんな君達が、小学校生活最後の公式戦を終えた。
可愛い息子たちが巣立っていくのである。
ううっ、何度読んでも泣けてしまう・・・
彼らと過ごした日々は、子どもたちにとっても
大人にとっても、ずっとずっと忘れられない
きらきら輝いた思い出☆
そんな思い出を胸に子どもたちはもっともっと
大きくたくましく成長してくんですよね。
たのしみですね!
>そんな君達が、小学校生活最後の公式戦を終えた。
可愛い息子たちが巣立っていくのである。
ううっ、何度読んでも泣けてしまう・・・
彼らと過ごした日々は、子どもたちにとっても
大人にとっても、ずっとずっと忘れられない
きらきら輝いた思い出☆
そんな思い出を胸に子どもたちはもっともっと
大きくたくましく成長してくんですよね。
たのしみですね!
Posted by ゆこもこ at 2010年11月28日 11:23
ゆこもこさん:
ゆこもこさんも経験されましたよね。
野球に限らないでしょうが、
少年少女たちが笑ったり泣いたりしてきた舞台って独特の雰囲気があって、
しかもみんな自分の子のようで、
情熱を傾けずには居られませんでした。
もちろん、長男たちの代だけでなく、
去年までも好い子たちに恵まれて、
それぞれに思い出深いものがあります。
> きらきら輝いた思い出☆
まさしくその通りですね!
そして子供たちと一緒に親も成長していくのでしょう。
で、ゆこもこさんはまだツインズさんたちがいますね~!
あ、ウチもまだあと4年あるんだった…。
って、次男坊よ、やる気あんの?
ゆこもこさんも経験されましたよね。
野球に限らないでしょうが、
少年少女たちが笑ったり泣いたりしてきた舞台って独特の雰囲気があって、
しかもみんな自分の子のようで、
情熱を傾けずには居られませんでした。
もちろん、長男たちの代だけでなく、
去年までも好い子たちに恵まれて、
それぞれに思い出深いものがあります。
> きらきら輝いた思い出☆
まさしくその通りですね!
そして子供たちと一緒に親も成長していくのでしょう。
で、ゆこもこさんはまだツインズさんたちがいますね~!
あ、ウチもまだあと4年あるんだった…。
って、次男坊よ、やる気あんの?
Posted by zuky
at 2010年11月28日 21:29
