2010年10月11日

サヨナラ・ゲーム


エラーズ杯秋季大会3回戦。
勝てばベスト8。
試合会場は急遽、共和小学校に舞台を移した。


対戦相手は森上さん、須坂の強豪チーム。
どこまで通用するのか、実力の計れる一戦だと思った。

対 森上クラブ


場所 共和小学校
天候 曇りのち晴れ
試合開始時間 10:25
先攻 本郷
後攻 森上

スコア
H 1 0 2 0 0 | 3
M 0 0 0 2 2X | 4

初回、msh、treに連続の中越エンタイトル二塁打が出て先制。
強豪相手に幸先の良い展開で盛り上がるベンチ。
その裏と2回裏は、先発が今季中、最高に近いかというほどの出来で、
相手打線を封じ込める。
こちらの3回の攻撃。
先頭のndaが鋭い打球で投手の足許を抜く中前安打。
そしてssh、バントヒットを狙ったが上がってしまった。
この飛球を捕手が抑え、一塁に転送。
飛び出していた走者、懸命に戻ったが戻りきれずアウト、ダブルプレー。
チャンスの芽が無くなったかに思えたが、続くikaが四球を選ぶ。
ここでmshが今度は右越二塁打。
右翼手の送球がやや乱れる間に一塁走者生還、打者走者も三塁へ。
そしてtreが中前適時打を放ち追加点。
3回裏、8番打者に二塁打を許すも、
ここも前後の打者を完璧に抑えて切り抜けた。
4回表は四球による走者を出すも無得点。
4回裏、先頭打者に四球を与え、しかもボークで二進。
次く打者の当り、良い当りを飛ばされたが投球がやや優り中飛。
一死二塁で迎えた4番。
外角球を合わせられて右前安打、一死一三塁(後に一塁走者盗塁で一死二三塁)。
5番は三振に抑えたが、6番の左打者。
力のない打球が三塁線に上がり、三塁手と左翼手の間にポトリと落ちた。
三塁走者生還、1失点。
そしてこの後に2死四球が続いてしまい、押し出し。
同点となってしまった。
5回表、ikaから。
カウント1-1の次を狙い澄まし、遊撃右をライナーで破る左前安打で出塁。
mshが四球で繋ぎ、無死一二塁。
打席にはtre。
しかもここでバッテリーエラーが出て無死二三塁。
誰もが勝ち越し点を期待した。
が。
カウント1-1からのヒッティング。
三塁線に放たれたライナーが走者の牽制に入る為に三塁付近にいた三塁手の正面に。
打者走者、アウト。
走者はそれぞれ二次リードで飛び出していた。
三塁手、三塁を踏み2アウト。
すぐさま二塁にも転送された。
二塁走者、戻りきれず。
なんと三重殺。
湧きあがる森上ベンチ。
5回裏。
相手打順は俊足1番から。
詰まった当りは三塁線にボテボテのゴロ。
これを強肩のssh、ダッシュして捌きにいったが、
捕球前に1歩待ってしまった分、相手の足が勝った。
一塁ヘッドスライディング、セーフ、内野安打。
そして2番打者の際にパスボールで二進を許してしまう。
その2番打者、これもボテボテに詰まった当りが三塁線に。
今度もクロスプレーになりかけたが、ここはssh、きっちりアウトにした。
この間に二塁走者が三進。
送りバント、と思えばそんなものだろう。
アウトを取りにいって良かったと思う。
3番には四球を許し、二盗があって一死二三塁。
4番。
カウント1B-2Sからの球がやや甘かった。
左翼に大きな飛球。
この打球、iryが懸命に追ってしっかり正面に入りキャッチした。
が、犠飛となって同点。
二死二塁。
二死。ここを踏ん張れば。
続く5番打者、これまで2三振に抑えていた。
投手、フルカウントから。
この日に最も良い球筋だった外角低目を狙った。
しかし、この球が抜けて真ん中高めに。
フルスイングから放たれた打球は中堅手の頭上を越えた。
サヨナラ打。
打たれた瞬間、投手は打球を追わなかった。
走者が生還しても尚、捕手の方を投げ終えた形のままで見据えていた。
涙がこぼれ落ちていた。
主審の「選手集合!」の声と引き上げてくる野手に促されて漸く、
涙を袖で拭き殴りながら本塁付近にやってきた。

森上さん相手によく闘ったと思う。
森上さんとかサンズオブレオさんとか。
公式戦での須坂の好チームとはいつもこんな感じだ。
でも今季、一番の好試合だったかも知れない。
成長を感じた一戦だった。

森上さんはやはり鍛えられていて、
守備も安定していたし、
打線についても少しでも球が浮くと捉えられてしまう感じで、
以前に対戦した時の感じと変わらなかった。

本郷‐安打6(二塁打3)、四死球4、三振4、失策1
森上‐安打5(二塁打1)、四死球4、三振6、失策1

数字だけ見れば勝ちのはずなのだけど。
三重殺はキツかった。  


Posted by zuky at 00:29Comments(0)少年野球