2010年08月10日

負けに不思議の負けなし


「負けに不思議の負けなし」とは、
多くがご存知の通り、野村前楽天監督の名言だ。


第44回 長野市少年野球大会 4回戦(ベスト16)。


対戦相手は中越さん。
3月の練習試合に2連敗。
さらに5月の学童では4-13と大敗。
走攻守にバランスが取れ、そつのない試合運びをしている。
紳士的なベンチワークもあって、好感度の高いチームだ。
初戦こそ加茂さん相手に苦戦したようだけれど、
3回戦で吉田ダービーを大差で制して勝ち上がってきた。

負けに不思議の負けなし


対 中越育成会少年野球クラブ
場所 長野県営球場
天候 晴れ。
試合開始 8:20
先攻 中越
後攻 本郷


スコア
N 1 0 2 1 | 4
H 0 0 0 1 | 1


1回表)
先発のtre、いきなり先頭打者に四球を与える。
2番には犠打を試みられたが、ここは捕邪飛。
しかしこの後にバッテリーエラーが2つ出てしまい、一死三塁。
更に3番に四球。
ここから。
一塁走者が二盗。
捕手から二塁へ送球。
三塁走者が本塁を伺う。
遊撃手、送球をジャッグルした後に走者にタッチにいってしまう(一塁走者はセーフ)。
三塁走者を見ていなかった。
捕手から「バックホーム!」と声が飛んでいたのだけれど。
こういうことは。
徹底させていなかった僕らベンチがいけない。
何せ彼は今シーズン途中から遊撃に就いたのだから。
それにそれ以前のバッテリーエラーがやはり痛い。
しかし後続を投ゴロ、三振に討ち取って1失点にしのいだ。
たぶん、1ヶ月前のウチならここからまたずるずると失点していたかも知れない。
1回裏)
この大会、3戦目から1番のssh。
前の試合は積極的なスイングで2安打だった。
この打席も、僕は「初球を狙え」と指示したのだけど。
外角ベルトコースを見逃しのストライク。
どうしてここで消極的になってしまったのか…。
「失敗したら怒られるかも…」なんて考えてしまったらしい。
全力のスイングができたのだったら誰も怒らなかったはずなのに。
結局、追い込まれて最後は外角低目の難しい球を空振りの三振。
しかし、続くmshが四球を選んだ。
が。
相手投手の巧みな牽制に引っ掛かってしまい、一塁上で牽制死。
この後にtreが三塁線を破る二塁打を放ったのだが。
続くdhiは一邪飛に倒れた。
2回表)
tre、下位打線に対して1四球を与えるも、
三振、捕邪飛、遊ゴロに抑えて、この回は無失点。
2回裏)
この回、先頭のikoが四球を選ぶ。
そしてskiが初球を引っ叩いた。
三塁線上、ジャッジはファール。
ファールを連打しての4球目、外角低目のストライク。
一塁走者、スタート。
ski、何故か見逃し。
相手の好捕手から好送球が二塁へ送られて走者、アウト。
最悪の三振併殺。
続くkryも三振。
3回表)
警戒している選手の1人、1番を中飛に抑え、
2番は三振。
が、3番に四球、そして二盗。
4番。
ここでベンチから警戒を伝えることができなかった。
右中間に二塁打を喰らう。
続く5番の当りは三塁へ。
何とか抑えたか。
捕って、一塁送球。
これが悪送球となってしまった。
二塁走者が一挙、生還。
この後、更に四球とPBで二死二、三塁というピンチを背負ったが、
7番を三振に。
3回裏)
8番からの攻撃は三振、遊ゴロ、三邪飛。
この回、相手投手の投球数は6球。
この試合の相手投手は決して状態がいいというわけではなかったと思うが。
4回表)
先頭の8番打者が中前安打。
9番の当りは一塁線上に上がった。
treが飛び出したが、彼らしからぬ落球。
ここは一塁走者を二塁封殺にしたが。
どうにも攻守にちぐはぐ。
しかもこの後にまたもPBで一死二塁。
ここで1番が犠打を試みるが、これは打ち上げてしまい捕飛。
そして2番、三ゴロ。
この送球がまたもやや逸れる。
一塁手のmsh、懸命に飛びついてキャッチ。
足を二度三度と伸ばしてベースタッチ。
が、足が離れているとジャッジされてセーフ。
この間に二塁走者が一気に三塁を回った。
体が横になってしまっていたmsh、送球できず、更に1点の追加を許してしまった。
最終回)
一死後、treが右中間単打で出塁。
そして4番、dhi。
内角高目を強引に右中間に運んだ。
この当りに一塁走者が一気に生還。
適時二塁打で1点を返した。
が、続くikoは三振。
この大会でキーマンになっていたski。
内野ゴロ。
送球が逸れて一塁タッチプレーに。
アウト。
彼は、タッチされていない、と抗議していたが、
どこぞのチームと違って、ベンチから監督が飛び出ることはせず、
抗議したところで判定が覆るはずもなく。

試合終了。


この試合、微妙なジャッジがいくつかあったけれど。
特にskiの1打席目の初球のファールはベンチからは解りづらかったが、
スタンドからははっきりとフェアゾーンにボールの跡が見えたそうだ。
それがフェアならその時の走者は俊足のikoだったので、
間違いなく同点だったろう。
試合の流れは変わっていたかも知れない。


が。
積極性のなかった打者、牽制死、三振併殺、精度を乱した守備、慎重さに欠けた失投、パスボールの絡んだ失点、などなど。
全体的にちぐはぐで、自分たちのペースをまったく掴むことなく、負けるに相応しい試合だった。
確かに最終回は一矢を報いたが、
そんなことで喜べるはずがない。

ベンチの責任は重いと思っている。
済まなかった。


この試合のSpecial 応援団。
sio父子、min部長、har前保護者会長母子(& megちゃん)、mjun(キミは一昨日も来てくれていたね!)。
(確認できたのは以上でした)


この期間中、保護者、スタッフ、ご家族の皆さま方。
応援、ご支援、有難うございました。



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Posted by zuky at 00:07│Comments(2)少年野球
この記事へのコメント
長野市大会、お疲れ様でした。負けてしまったのは残念ですが、まだ、今年の大会は残っています。
選手にとってよいシーズンで終われるように、反省を今後の試合にいかせるよう頑張ってください
Posted by コーチ at 2010年08月11日 08:01
コーチさん:
これまでの間、練習に応援にと有難うございました。
本当に負けてしまったのが残念です。
それも。
誰よりも無念そうな表情をしていたのがsioさんだったような気もします。
そのことがまた、残念でなりません。
肝心な場面でミスが出てしまったり、
大事なところで消極的になってしまったり。
指導も含めて、出直しです。
甘えては申し訳ないのですが、これからも宜しくお願いします。
Posted by zukyzuky at 2010年08月11日 22:35
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