2009年10月12日

カルチェ杯新人大会 ベスト8

カルチェ杯新人大会 ベスト8

10/4(日)
対 上条スペード
場所 犀川第二グランドD面
天候 晴れ
試合開始 11:30
先攻 上条
後攻 自チーム(先発マウンド dhi)

僕自身は対戦した記憶のないチームだが、
なかなかのチームという印象がある。
3回戦に古里さんを最終回に大逆転して勝ち上がって来た。
今のウチがどのくらいの実力なのかを測るには好い相手か。


―1回表。
先頭の1番、カウント1-1からサード方向へセフティバント。
これを予め警戒していたサードktoが好ダッシュで捌き1死。
しかし2番には四球を与え、盗塁も許す。
このピンチに3番は見逃し三振に切ったが、
続く5番はサード前への内野安打。
この後にワイルドピッチがあり、
2、3塁のピンチを背負うが5番をショートゴロに抑えてチェンジ。
―1回裏。
相手投手はコントロールもスピードもまずまずで手強い。
先頭のtre、ピッチャー右への打球。
これがファーストとの間に転がり、
ファーストも飛び出したが、
ピッチャーが処理してベースカバーに入ったセカンドに送球、1死。
よく練習できている。
2番、ssh。
2-0と追い込まれた後のチェンジアップをきっちり見逃し。
2-1から弾いた打球はサード方向への内野安打。
この場面で3番mshがきれいな送りバントを決めて、
2死ながら走者2塁。
打席には、
5年生ながら6年生相手にもパワフルな打撃を見せる4番dhi。
しかし、ここは三ゴロに抑えられる。
―2回表。
相手6番、7番を、
空振り三振、投ゴロに斬って簡単に2死を獲ったが。
8番のサードへの当たり、
1塁へのワンバン送球をファーストが捕球できず、
ボールデッドで2進を許してしまう。
更に9番の時にパスボール、
9番が四球と盗塁。
これで2死2、3塁。
ここで相手は1番に戻ったが、
この場面を空振りの三振に抑えてチェンジ。
―2回裏。
5番kto、6番ikoに対し相手投手は何れもストライクを先行させ、
連続して投ゴロ。
7番nshは5球目を左方向へ。
ここを相手サードが軽快な守備。
三者凡退。
―3回表。
この回に入る前の投球練習の時点で先発のdhiのフォームにキレが無くなってきていた。
先頭は2番。痛烈な当たりが3塁線へ。
この打球はktoがキャッチ、三直。
しかし3番にはストレートの四球を与えてしまう。
ここで投手交代。
マウンドへtreを送る。
迎えた4番は三ゴロに抑え(この間に走者は2進)、
5番を投ゴロに討ち取ってチェンジ。
再三に亘り得点圏に走者を許すが、本塁を踏ませない。
―3回裏。
8番skiが空振り三振に倒れるが、
9番kryが四球で出塁、1番に回す。
1番treの巧打に期待するも、
この場面、2球目を打ち上げてしまい二飛で2死。
この回になんとかしないと苦しい。
ここで2番のsshが、
彼らしい揺さぶりを見せて四球を奪う。
続く3番の初球にワイルドピッチで2死ながら2、3塁のチャンス。
この試合で初めて3塁まで走者を進めた。
そして3番の放った打球がセカンド後方に上がる。
この打球がライト前に落ち、
捕球したライトが1塁に送球するも判定はセーフ。
3塁走者ホームイン、2塁走者も一気に3塁を回ってヘッドスライディング。
2点先制。
そして4番dhi、1-0から。
火の出るような低く鋭いライナーがセンター右へ抜け、
外野奥深くへ転がる。
この大会は外野フリー。
1塁走者はもちろん、打者走者もダイヤモンドを駆け抜け、
ランニング2ラン。
(この後のSヘッドの「やべぇ」の一言を残してのネット裏へのダッシュはさすが!)
差を4点に拡げる。
更に5番のktoが相手ショートのトンネルで出塁したが、
この後の6番ikoは三振に倒れた。
しかし終盤の4点は大きかったと思ったが。
―4回表。主審より「制限時間により最終回の表裏」と通告が出る。
ここから相手は下位打線。
6番にストレートの四球を与えてしまい、
7番には粘られた。
が、ここを空振りの三振、
更にスタートを切っていた1塁走者を2塁で刺し、
三振併殺。
ikoは初めての補殺。
最終回で走者を許したものの、
相手の反撃の芽を摘む最高の形になったはず。
ここで相手は代打を送る。
カウント0-2からの打球。
ショートktoへ。
1塁へワンバン送球、試合終了か?
しかし、これがまたもや捕り辛い送球となりファーストmshが後逸。
これを見た打者走者がボールの行方を確認せずに2塁へ向かう。
ボールを拾ったmshが2塁へ。
ベース上にはsshがカバーで入っていたが、
その前にktoが入った。
mshの送球を受けて、今度こそ試合終了か?
が、送球をジャッグル。
打者走者が生きてしまった。
しかも続く9番には四球を許し、打順は1番に還る。
この場面で。
僕らスタッフの経験の浅さが響いてしまった。
ここは、選手任せにしてベンチから声を送るだけでなく、
やはりタイムを摂ってバッテリーを呼ぶべきだったと試合後に…。
ここから悪夢となってしまった。
1番のレフト前ヒット、
3番の二塁打、
4番のセンター前ヒット(kryがダイビングキャッチで捕球したかに思えたがコボレタ…)、
にワイルドピッチ、エラーが絡み、
3死目を6番の投飛に討ち取ったが、
打者一巡の攻撃を受けて、
あっという間の6失点。
―4回裏は7番から。
nshが投ゴロ。
8番には途中から守備に就いていたiryが入っていたが、
代打でysh。
見逃しの三球三振。
9番kry、フルカウントまで粘ったが最後はやはり見逃しの三振。


ゲームセット。
6-4で敗北。


最終回になってから、
その最後の最後に、
流れは完全に相手ペースになってしまった。
この流れを断ち切る術を持てなかった甘さが僕らスタッフにあった。
そうした事ができなかった自分にとって悔恨の場面だったし、
選手たちには済まなかったとつくづく思う。
技術的には、
今季のAチーム、ピッチャーとサードを守る2人は、
サードからのワンバン送球も、
ファーストが捕り易いようなバウンドを心掛けていたようだった。
そうした事をこれからの主力たちに、
どうすればいいワンバン送球ができるのかを考えさせても良いだろう。
(もちろん日頃からアップで、ワンバン送球はさせてはいたが)

それと。
この数年の選手層と来季の選手層の違いを考えると、
ウチはより一層、
守りからのリズムに拘るしかないように思う。
その試合が出来かかっていたとは思うが、
この試合、そういう意味では上条さんが二歩も三歩も上だった。
そして上条さんの“最後まで諦めない”姿勢は本当に素晴らしかく、
見習うべきだった。


もちろん、課題は山積みだが、
光明が見えなかったわけではないと思う。
痛すぎる敗北だったが、
僕自身は手応えも感じた。



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Posted by zuky at 22:39│Comments(0)少年野球
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