2009年09月25日
B-SPORTS杯 戦況

9/20 晴れ。
B-SPORTS杯 初戦
場所 松代健保グランド
対 大豆島少年野球クラブ
試合開始 9:20
先攻 大豆島
後攻 自チーム(先発キャプテン)
―1回表。
先頭打者を三振、2番を遊ゴロに抑える。
3番に四球を許すものの、
1塁上に見事な牽制球で刺してチェンジ。
―1回裏。
こちらも先頭打者のサードが三振、
2番ショートが一飛。
3番は外角高目のボールに手が出てしまい、
三飛。
―2回表。
4番を三振。
5、6番に対しては低目への制球が効いて、
それぞれ投ゴロに討ち取る。
―2回裏。
4番のキャプテン、カウント1-2から外角低目を打ち上げてしまって、
三飛。
が、5番キャッチャーがストレートの四球を奪う。
6番ファースト。
フルカウントまで粘るが、内角低目を空振りの三振。
けれど、この三振の間に1塁走者が2盗に成功。
7番レフトの左打者。
カウント1-0から引っ張った打球はライナーでライト方向へ。
しかしライトの守備範囲、ワンバウンドで捕球後、
1塁へ送球、右ゴロに終わりチェンジ。
彼にもう少しパワー、というか日頃の鍛錬が足りていれば、
抜けたかも知れなかったが。
―3回表。
先頭の7番打者にカウント0-1から、
いきなりセンター前ヒットを許す。
そしてパスボールがあり、無死2塁。
ここで8番が見事な送りバントを決めて、1死3塁のピンチ。
が、続く9番をライン際の一ゴロ(タッチアウト)、
1番も一ゴロに討ち取って、この回は事無きを得た。
―ピンチの後にチャンスはあるのがフツー。
3回裏。
8番、ライトに就く右打者の俊足選手。
フルカウントまで粘った6球目。
思い切り弾き返した好い当りだったが、
ショート正面へのゴロ。
続く9番のセンターは四球を奪い、
盗塁とワイルドピッチで1死3塁。
絶好のチャンス。
ここでセンスのあるトップバッターに還った。
カウント1-2から。
スクイズ!
しかし彼らしからぬ失敗、ファール。
最後は内角高目のボールを空振りしてしまい三振。
しかもこの後の2番。
なんと三球連続見逃しの三振。
これも彼らしからぬ打席。
展開としてはこの3回の表裏は両チームとも似た感じだったわけだ。
1死3塁で、
センスあるはずの1、2番コンビがこれでは勝てない。
―4回表。
絶好のチャンスを逃してしまった後には必ずピンチがある。
相手2番にフルカウントまで粘られながらもサードゴロ、
3番に対してはボールが先行したものの、
空振りの三振に仕留めて簡単に2死を取ったのだが。
4番には先程の三振の汚名を返上された。
センター右を痛烈に破られるエンタイトル2塁打を喰らう。
続く5番の当りも見事にセンター方向への当り。
これを2塁走者への牽制の為に、
ベース寄りに詰めていたセカンドが一旦は追い着くが、
打球を弾いてしまう。
この間に2塁走者が見事なベースランでホームを陥れた。
1失点。
そして5番が盗塁を決められてから、
6番にも三遊間を破られる。
この時、2死なのだし、1ヒットで抑えていればまだ判らなかったが。
レフトが“悪癖”を出し、ノータッチで後ろに逸らしてしまう。
少年野球だから単純に2塁打と記録されるかも知れないが、
誰が見ても1ヒット1エラー。
更に2点目を許す事となる。
尚も走者2塁。
続く7番はセンター前へのヒット。
2塁走者が3塁を回る。
8-6-2とボールが転送されたが、
セーフ、3失点目。
微妙に制球に苦しみ、
ボールを置きにいってしまった為に、
下位打線に向かうところで痛打を浴びてしまった。
が、やはりレフトの処理の拙さが辛かった。
8番に対しては、
開き直っての投球で0-1から三球連続のストライクで三振に切ったのだが。
―4回裏。
3番から始まるこの回に、
1点でも返せれば局面は判らない。
その3番、1-2から力強い打撃、ライナーで左方向へ。
しかしこれを相手のショートが好捕、遊直。
4番。失点の悔しさをバットに乗せた。
ライトオーバーの2塁打。
3番、4番と当りが出てきた。
そして期待の5番。
1-2からの球を右に運ぶが右飛に倒れる。
6番、コンパクトに振り抜く事ができれば、
長打も期待できる選手。
ここで。
デッドボール。
2死1、2塁。
そして。
先程に痛恨のエラーをしてしまった7番が左打席に入る。
前の打席ではまずまずの当りを打てた。
名誉挽回の打席となるか?
しかし。
気合いが空回りしたか、打ち上げてしまい二飛に終わる。
―5回表。
最終回の表裏。
3点差ならワンチャンスでもなんとかなるので、
この回の失点は許されない。
が。
相手9番の打球は右方向へ。
これがヒットとなって先頭打者の出塁を与えてしまう。
しかもこの後に一塁への牽制悪送球で3進を許してしまった。
流れが悪い。
打順は1番、カウント1-0から。
打った球はゴロでサードへ。
3塁ランナーはギャンブルスタートしている。
サードから本塁へ、やや左にずれたものの、
ほぼストライクの送球。
タイミングは完璧にアウト。
ところが。
キャッチャーがミットに当てながら後逸してしまう痛恨のエラー。
この間に打者走者は2進。
2番は力の無い3塁ゴロ、サードは1塁へ送球。
2塁走者が進み、1死3塁。
これ以上の失点は絶対に阻止しなければならないが。
相手の3番に右中間に運ばれ、タイムリー2塁打。
更に1失点。
そして4番。
これまた痛烈なライナーがセンター方向へ。
しかしここは抜群の能力のあるセンターが抑えて、
飛び出していた2塁走者を刺してダブルプレーに。
チェンジ。
―5回裏、最終回。
5点が重く圧し掛かる。
先頭は8番の俊足選手から。
疲れの見え始めた相手投手からストレートの四球を選び、
盗塁を決めた。
その9番。ここではベンチが動き、
左打者を送っている。
パワーがあるので期待が持てるところ。
この9番も四球を選び、
無死1、2塁。ランナーが埋まっていく。
トップバッターに戻った。
1-1からの3球目、放った打球はセカンド後方に上がってしまった。
しかしこれをセカンドが捕れず、無死満塁。
この後も相手投手のコントロールが定まらず、
2番も四球を奪って押し出しで1点返す。
そして期待のかかる3番。
1-0から。
打球はピッチャー前へ…。
本塁封殺で1死。
しかしまだ満塁。
打席には4番が向かう。
カウント2-2から。
大きな当りがレフト頭上に飛んでいった。
あと僅かでライン越えのエンタイトル2塁打。
2者生還で更に2点を返し、
尚も1死2、3塁。
一打同点のチャンス。
打席には5番が向かった。
が、力のない打球がライトに上がり、
3塁走者も帰れず、2死。
6番、初球ストライクの後に、
ファールを3つ続けて粘ったが、
最後は投ゴロ。
ゲームセット。
5-3で敗北。
この試合、
大豆島打線の好打もあったが、
それよりもむしろ塁に出たランナーの、
打球に対する反応が素晴らしかった。
それにしても、
こちらはどこか熱の入りきらない、
拙守やら元気の無い打席やらが眼についた、
キャプテンの孤軍奮闘といった試合だった。
Posted by zuky at 01:02│Comments(0)
│少年野球