2009年09月14日
練習試合

相手は先の北部大会での決勝、
2-2の引き分けの末、抽選負けしたサンズオブレオさん。
今日、2試合を戦った。
場所‐オリオン機械グランド
天候‐晴れ
第一試合。
先行‐レオ
後攻‐自チーム
9:00 試合開始

と、いきなり試合会場で審判を言い渡され、
「え~っ!?」の世界…。
試合詳細は省略。
S 0 0 0 0 0 | 0
H 0 0 0 0 0 | 0
試合は投手戦。
レオさんはエースが5回完投。
キレのあるストレートでこちらを無安打に抑える。
こちらもキャプテン、サブキャプテンの継投と、
サードの好守もあり、
相手をセンター前へのテキサスヒット1本に抑えた。
感じたのはレオさんは果敢に走ってくるチームだという事。
試合前も盛んにスタートの練習をしていた。
全く同じ練習をウチも去年あたりまではやっていたのだが。
さて。
僕のジャッジはマイナス100点。
なにせ初回の先頭打者の時にカウンターを手にしていなかったくらいだから…。
久し振りで、ゲームを作れなかった。
ストライクゾーンをもっと広く取っても良かったと思う。
ポジショニングも最初のうちは取れていなかったし。
他にもヘンなジャッジが2つ、アヤしいジャッジが1つ。
練習試合は選手にとってだけでない。
スタッフにとっても練習試合。
本番に向けて自分を高めていかなければならないのだけど。
それにしても…。
レオさん、ご迷惑おかけしました。
ちなみに自分の息子の打席の時だけ、
やたらと厳しくなってしまった。
彼の第一打席、見逃しの三振。
あの三振の外角低目は際どかったが、
ボールだったろう。
けれど追い込まれていたのだから、
余っぽどのクソボールでない限りは、
自信を持って見逃してなんか欲しくはないし、
「ストライク」のコールにビックリなんてして欲しくない。
悔しいのは解るが。
第二試合。
先行‐レオ
後攻‐自チーム
10:45 試合開始

この試合は来季を見据えてのメンバー、5年生を主体とした構成。
(と言ってもウチはもともと、6年生は3人だけなのだけど)
―1回表。
先発は普段は正捕手の5年生。
重みのあるボールと無難なコントロールで、
相手をショートゴロ、サードゴロ、三振に。
―1回裏。
先頭打者は普段は7番の5年生、この試合はセカンドを守る。
バントの構えで揺さぶり、ストレートの四球で出塁。
相手投手が左だったが、比較的にリードを大きく取れたのはOK。
牽制に足から帰れたのだから、もう1歩出る事はできたか。
2番、普段8番センターの5年生。
彼はそのセンスで、今日は三遊間を守った。
この打席はファーストファールフライに倒れる。
3番は2年生の時から試合に出ていた5年生。
その2球目に1塁ランナーが盗塁に成功。
が、この後。
念願の1番バッターになった走者、
その気持ちが出過ぎてしまっていた。
2塁上での第二リードを大きく取り過ぎていて、
危うくキャッチャーからの牽制死を喰らうところ。
これは悪送球となって3塁まで進む事となるが。
3塁上でまたしても大き過ぎる第二リード。
しかも直ぐに塁に戻っていない。
まるでスクイズのサインでも出ていたかのような。
キャッチャーからの鋭い牽制球でタッチアウト。
次の塁を狙いたい気持ちの高さは解るのだが。
結局、3番は四球。
そのセンスとスピードで、
4番の打席で2盗、3盗を決めた。
そして4番に座った5年生。
普段もクリーンアップに座るパワーヒッターの彼。
粘った末に、
フルカウントから放った打球はセンターオーバーの大きな2ベースヒット。
1点先制。
5番は打撃伸長の、普段同様に1塁を守る5年生。
この打席の時にワイルドピッチがあり、ランナー3進。
5番は四球を選び、6番の初球に2盗を図る。
少年野球の1、3塁の場合、
余程、肩の良いキャッチャーとタッチングの巧い二遊間がいない限り、
ヘタにセカンドタッチにいったらサードランナーがホームを狙う。
(ウチはセカンドを刺せるチームだと思うけれど)
この場面、レオさんのセカンドがキャッチャーからの2塁への送球をカット。
飛び出すフリをしたサードランナーに向けて送球。
しかしこれが悪送球となり、ボールデッド。
3塁ランナー生還。
2点先行。
この後、2塁ランナーが3塁盗塁を狙ったが失敗。
―2回表。
相手の左4番バッター、カウント1-2からのスイング。
痛烈な打球がピッチャー右を抜けていった。
しかもこの打球、
センターなど滅多に守った事のない普段はセカンドの6年生が、
ノータッチで後ろに逸らしてしまう。
微妙にイレギュラーをしたとは言え、これは痛い。
バッターランナーは一気にホームまで還ってきて1点を返された。
そして続くバッターを三振にした後、
四球とセカンドエラーで1死2、3塁というピンチを背負う。
しかし、相手のスリーバントスクイズ失敗による本塁憤死もあり、
この回は1失点に切り抜ける。
―2回裏。
対外試合で初めてマスクを被る、普段はライトで先発の多い6番の5年生から。
ストレートの四球で出塁。
7番は普段通りのライトに就く5年生。
その初球、ランナーが2盗を決める。
が。
更に3球目の場面。2塁ランナー、中途半端に飛び出たところから挟殺プレーに。
一瞬、思い切ってサードを狙えばセーフになったかも知れないタイミングで、
いきなり反転してしまったり。
どうにも歯がゆいランプレーで結局アウト。
7番は四球を選び、盗塁もあって3塁まで進んだ。
ここで8番レフトに入った5年生の当たりはサードへのボテボテのゴロ。
サードランナー、完全に間に合わないタイミングなのにホームに突っ込み、
サードからのバックホームで憤死。
9番に座った6年生はピッチャーゴロに終わる。
―3回表。
ピッチャー交代。今年の正ショートの5年生がマウンドに。
ピッチャーがファースト、ファーストがキャッチャー、
キャッチャーがサード、サードがショート、
センターにキャプテンが入るという布陣に。
立ち上がり、投げ急ぎもあってボールが全体的に高目に浮いていて、
先頭打者に四球を与え、2盗を許す。
続く打者を三振とショートフライに切った。
そして相手の3番。
サードややライン際へのゴロ、サード捕ってファーストへワンバウンド送球。
しかしこの送球をファーストが捕れず、
ランナーが生還して同点に追い付かれる。
更に4番。
ライト方向への鋭い当り。
2打席連続の2ベースがタイムリーとなって逆転を許す。
尚も5番の当りはセンター前へ。
この打球を確実に処理したキャプテン、
セカンドランナーの動きを冷静に見ていた。
サードを回る動きを見てカットマンに。
カットマンがホームに。
タッチアウト、チェンジ。
―3回裏。
打順は1番に戻る。
獲られた後だけに、
何とかしたい場面だったが。
積極的な打撃が災いか。
1、2、3番共に早めのカウントから、
それぞれピッチャーゴロ、サードゴロ、ショートゴロに終わる。
―4回表。
6番の放った打球はライト方向に上がった。
これをライト、目測を誤り、頭上を越えられてしまって2ベース。
ここで7番が送りバント。
これが絶妙なところに転がり、内野安打となって無死1、3塁。
更に盗塁があって無死2、3塁に。
8番、打球はサードに。
ランナー突っ込む。
サードの送球がやや1塁方向に逸れてキャッチャーが捕りきれず。
ホームイン。
9番、弾き返した打球は前進守備のセカンドの右へ。
これはセカンドが好く反応して追い着き、
グラブをいっぱいに伸ばしてキャッチしたが、
ファーストアウトが精いっぱい。
続く打者の打球はサードへ。
サード、これもややライン際に弾んだ打球、
キャッチして今度は勢いのあるノーバウンドの送球で1塁へ。
チェンジ。
―4回裏。
先程2ベースの4番がセンター前ヒットで出塁。
先頭バッターが出て期待の高まる中の5番。
しかしショートゴロ。
2塁封殺で1死。
この後、残ったランナーが盗塁とワイルドピッチで3塁まで進むが、
後続が連続三振に倒れてチェンジ。
―5回表。
ファーストに就いていた選手が前の回にバッターランナーに足を踏まれて負傷。
急遽、第一試合でリリーフしたサブキャプテンがここで登板。
センターにいたキャプテンがキャッチャーに。
このバッテリーは昨年も組んでいた安定感のあるバッテリー。
2番から始まる相手打線をピッチャーフライ、三振、キャッチャーフライに討ち取る。
―最終回5回裏。
レフティの8番。セカンドゴロ。
続く打席には途中出場の普段は4番のキャプテン。
期待が掛ったが、明らかに力んだバッティングでキャッチャーへのファールフライ。
打順は1番に。
3球目。
外角やや高目の球を叩いた。
打球はレフト方向、やや前へ。
レフト、懸命に前進して地上すれすれでキャッチ。
ゲームセット。
S 0 1 2 2 0 | 5
H 2 0 0 0 0 | 2
5-2でレオさんの勝利。
いろいろと戦術的、技術的に課題の見えた一戦だったし、
精神面でも課題が見えた。
これを次回のB‐スポーツ杯にどう生かすか。
Posted by zuky at 00:53│Comments(0)
│少年野球