明日に向かって打て!
ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードではないが…。
(ん?“撃て”だったよな…)
千曲川大会初戦、対南高田戦。
1回、2回表にランナーを出すものの、
無得点に終わっていたが、
3回、8番打者の内野安打をきっかけに、
(走塁も相手の隙を突く見事なランプレーがあった)
四球などが絡み、
このチャンスに4番打者が右中間を痛烈に破る、
タイムリー2塁打!
続く4回、6番打者のライト前ヒットからつながって、
7番打者、2番打者の三遊間内野安打などで、
2点を追加。
5回にも5番打者のセンター右を破る2塁打のあと、
7番打者がきれいにスクイズを決めてダメ押し。
守っても、
抜群の能力を持つショートが再三に渡る好プレーを見せたり、
先頭打者にヒットを許した2回、
その走者が試みた盗塁を、
投手の投球がワンバウンドだったにも関わらず、
捕手が見事に刺したり。
快勝!
2回戦、対加茂戦。
初回表、1番打者の四球を足がかりに、
2単打を重ね、先取点。
しかし1得点に終わる。
しかも続く2回表、3四球で無死満塁を迎えるも、
9番打者が三振、1番打者がピッチャーゴロ、
ホームゲッツーに倒れる。
なんだか嫌な展開。
案の定、その裏、2死後に2連打を浴び、
ライトがもたつく間に1失点。
今までならこの後、
相手のペースになってしまっていたのだが。
続く打者をピッチャーゴロに抑え、
迎えた3回、2番3番が連続四球で出た後、
4番がライトオーバーの3塁打!
5回にも5番打者のタイムリーで1点を加え、
守っても投手が相手のクリーンアップを完璧に抑えて、
ゲームセット。
3回戦、対川田。
1回表、2四球の後にまたもや4番が!
センターオーバーの2塁打!2点先取!
しかしこの後にアクシデントが…。
つづく5番打者のセカンドゴロ…セカンドがトンネル!
2塁にいた走者が一気にホームを突くが、
外野からの見事な中継プレーと相手捕手の完璧なブロックで、
タッチアウト。
しかもこの時、彼は右足を強打してしまい、暫く立てず。
彼はこの試合の先発投手だったのだが。
が、この後、彼は痛みを押してマウンドに立つ。
そしてこの試合は彼の為にあったのか!
その後、こちらも一人の走者も出せずに終わった。
けれど、彼も相手をノーヒットに抑えたのだ!
この試合、両チーム合わせて唯一のヒットが、
彼のタイムリー2塁打だったのだ!
でも。本当はそれだけではない。
みんなが一丸となって戦った証しだったと思う。
彼が怪我を治療している間に、
ベンチに残っていた5年生たった3人が、
声も嗄れんばかりに懸命に声援を送っていた。
今日は最初から声もよく出ていたし、
とてもよくまとまっていたと思う。
走塁ひとつとっても次の塁を狙う姿勢がよく出ていた。
打席も1番打者が1打席で9球粘ったのを筆頭に、
打ち取られても、簡単に終わる打者は一人もいなかった。
守備も要所を締めるプレーがいくつもあったし、
「ええっ?ここでそれ?」っていうプレーは一つもなかったと思う。
明日のベスト8はこれまた強豪の南俣。
今日の状態そのままに、
一戦必勝で臨んでもらいたい。
キャプテンの怪我の具合が心配ではあるが…。
あ、ところで…。
♪どうしてなっのぉ、今日に限ってぇ、
携帯忘れて、開会式とかの画像撮れず…
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