時のないホテル
って程のカッコいいもんじゃないけど。
ある佐久のホテルにて。
ちなみにイスラエルの文字はない。
当たり前。
叔父は小さな、貧乏寺を絵に描いた様な寺の住職だった。
その叔父が隠居して数年、
昨年末に往生した。
その正式な葬儀が明日に執り行われる。
今日も法要が執り行われた。
住職の法要だけに多くの寺から30人弱の僧侶が訪れ、
小さいながらも荘厳にそれは行われた。
叔父とはそれほどは交流はなかったのだが、
それでも、小学生の頃は何度か泊まりに行ったし、
従兄弟にもよくしてもらった。
住職だけあって、親父よりは懐深かった。
着物姿の腰に両手を構え、
縁側ににこやかに立つ叔父の姿が、
今も目に浮かぶ。
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