不思議な体験
晴れのち曇り。
月曜日は朝練は回避している。
昨日は朝からの練習試合を2つこなした後に、
ホームグランドに帰って打撃練習(Sヘッドが傍らでノックもしてくれていた)。
練習終了は4時頃だったか。
その後に長男はユニフォーム姿のまま、
キャプテンやサブキャプテンと遊んでいたけど、
こっちは疲れ果てて先に帰宅してしまった。
今日も今日とて、こっちはとてもだるい。
子供の体力、恐るべし。
じじぃの体力、劣るべし…。
さて、
お約束の話題を。
その日のくっきりと晴れた午後、
カミさんはパートに出掛けていたんだと思う。
子供3人がいて、自分もいたのだから、
多分、週末か祝日だったのだろう。
野球が無かったと思うので、
ひょっとすれば3年前くらいかも知れない。
あるいは試合も練習もなかった2年前のある日だったか。
その時、自分は確かPCに向かっていた気がする。
子供たちは北向きの玄関の外に出て遊んでいた。
その子供たちが俄かに騒がしくなったと感じたのを覚えている。
そして子供たちが玄関に飛び込んで来て叫んだ。
「お父さん!UFO!UFO!」
まったくアホらしい、
「ばぁか、そんなんあるわきゃねぇだろ」
と最初は取り合わなかったのだが、
あまりにしつこい。
「飛行機雲とかじゃないのかぁ?
人工衛星も見間違いやすいんだぞぉ」
実際に中学生の頃に見たオレンジ色の飛行体を、
UFOかと勘違いした事があった。
時刻や飛行の模様を考えれば、
どうしたってあれは人工衛星だと思う。
それはさておいて、
渋々、僕は子供たちがそう思っているのなら、と玄関を出た。
子供たちは「ほらほら、あそこ、あそこ!」
と北側の空を指差そうとする。
僕には見つけられない。
「どこよっ!」と僕。
子供たちは「あれ?どこか行った?」
と言いながら空を見回して次の瞬間、
「ほら!あそこ!」
「どこぉっ?」
と言いながら子供たちの指差す方向、僕の目に映ったのは。
西北の上空、数十メートル。
卵を逆さにした形状の物体が、
西に向かって音も無く滑るように移動していく姿だった。
「ん!?ん!?」
こりゃ確かにヘンな物体だ!
慌てて携帯を出して、
画像を撮ろうとするが、
既に遠く、画像はダメ。
ならば動画、と思ったが操作に手間取ってしまいNG。
当時、地上はほぼ無風状態。
エンジンで稼働するものならば、
それなりの音が聞こえてきてもいいはず。
風船や気球の類いか?
風船は考え辛い。
なぜなら西に向かっていたからだ。
気球も違うと思う。
ゴンドラが無かった。
もし出来のいいラジコンだったとしたら。
まあ、これはないとは言えない。
少なくともこの辺で飛ばしたのではなく、
遠くで飛ばしているうちに制御不能になってそのまんま、とか。
とにかくずっと遥かに飛んでいったのだから、
ラジコンのプロポのコントロール範囲は間違いなく超えている。
でも、あんな逆卵型のラジコンってあるのか?
帰宅したカミさんに事の次第を話したが、
やっぱり話半分しか聞いていない。
そりゃそうだろう。
試しに僕よりも近くの位置で見る事ができた子供たちに絵を描かせた。
逆卵は全体的には黒っぽくツートーンで、
真ん中に丸型の窓のようなものが描かれていた。
長男も娘も、
「こんな感じ!」
と異口同音だったので、まあ、そうなのだろう。
UFOがいても何ら不思議はないと思っているが、
それっぽい物体を見ようとは思わなかった。
さて。
イチローが9年連続200本安打を達成した。
彼にしか解らない感覚。
これは、類い稀なる身体能力と優れた感性があるからかも知れないが、
何よりも、追求して止まないストイックな精神があってこそだとも思う。
関連記事